多くの人がGmailやGoogle Driveを利用するのに無料のアカウントをお持ちかと思います。Google appsというのはその無料のアカウントを組織、グループで一括で管理することにより、コミュニケーションや情報共有を円滑化させることができます。いわゆるグループウェア機能です。
主な機能としては以下となります。
- 独自ドメインの使用
→無料アカウントですと、~@gmail.comといったアドレス、アカウントとなりますが、学校のドメインを利用し、~@*****.ed.jpといったアカウントを作成することができます。
- クラウドストレージ(GoogleDrive)
→無料だと15GB制限ですが、for Educationですと1アカウント1TBまで使用可能です。
- MS Officeの互換アプリケーション
→無料版でも使用可能です。Googleドキュメント、スプレッドシートといったアプリをブラウザ上で使用することができます。
- アカウント管理
→学校で使用するアカウントが、管理者よりコンソールで一括管理できます。ユーザID,パスワードを一括で作成することができます。また、メーリングリスト(グループ)を作成することにより、共有範囲載せ一定が簡単にできるようになります。また、管理しているアカウントのログイン履歴、Googleサービスの利用履歴を全て確認することができます。また使用できるアプリも制限することができます。例えば、学校では必要ないSNS機能であるGoogle+を利用禁止にできます。
- 簡易WEBサイトの構築
→GoogleSitesといったサービスを利用することにより、簡単なWEBサイトを構築することができます。ページの表示範囲の指定もできるため、見た目や機能にこだわらないページならば十分すぎるサイトを作成することができます。
- Google Classroom(Education版のみ)
→教材配布や課題の提出を一括管理できる機能です。教員アカウントにてクラスルームを作成し、そこに課題や提出物を設定することにより、生徒に全てを共有することができます。
Google apps for Educationについてはこれらの機能が全て無料で使用可能です。教員用、生徒用のアカウント全て無料です。
無料ですので予算が乏しい学校でも気軽に導入ができます。
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