2016年6月3日金曜日

学校に導入するタブレットの種類

学校で生徒に購入させる、貸し出し用にクラス人数分用意するなどタブレットを導入する際に、どれにするか迷います。
Winタブ、Android、iPad、最近ではChromebookも選択肢の一つに上がるかと思います。
我が校ではWindowsタブレットを導入しました。
都立高校では生徒貸し出し用に一クラス分のWindowsタブレットを全学校に導入。千葉大学付属中学校では、二年前よりWindowsタブレットを入学者全員に購入させています。

私の知る限りWindowsタブレットのシェアが多いと感じますが、ネット上を見ているとiPadを導入している学校も少なからずあると思います。

今回は各タブレットを比較していきたいと思います。






Windows iPad Android Chromebook
価格 安いものから
高いものも
高い 安い 安い
スペック 値段相応 高い そこそこ そこそこ
汎用性 高い 普通 普通 普通
Office MS Offce使用可 Apple制Office or
MS Office
互換Office or
MS Office
Google制Office互換ソフト
操作性 WindowsPC同様 シンプルが売り カスタマイズ性が高いが、戸惑うことも PCブラウザと同じ
大きさ 物による ちょうどいい ものによる ノートPCになるため、
持ち運びに不便


Windowsのメリット

  • 多くの学校でPC室に導入されているPCと同様に操作が可能
  • PCと同様に操作できるため、慣れやすい
  • 予算に応じた機種を選ぶことだできる
  • PCと同じアプリケーションが使用できるため、様々なことができる
  • 学校のPCのアカウントと統一できる

    デメリット

  • 安いものを購入すると動きが遅く、使い物にならない可能性がある


iPadのメリット

  • 操作がシンプルで使いやすい
  • 一定のスペックが保証されているので、動きが遅いということは基本的にない
  • アプリが豊富

    デメリット

  • 高い
  • PC室用PCとの連携がし辛い
  • 生徒端末の管理がし辛い

Androidのメリット

  • 機種が豊富
  • アプリが豊富
  • 安い

    デメリット

  • 安いのを買うと動きが遅く使いづらい場合がある
  • 生徒端末の管理がし辛い


Chromebookのメリット

  • 管理コンソールより学校側で生徒端末を一括管理が可能
  • Androidアプリが使用できる(予定)
  • 安くスペックも高くないが、思い処理は端末側ではなく基本的にサーバ側で行うので動作に不満が少ない

    デメリット

  • タブレットではない
  • 発展途上
  • 教員側が操作慣れしている人が皆無
  • インターネット回線があることが前提。基本的にオフラインだと使い物にならない。
私が考えるそれぞれのメリットデメリットはこんな感じです。
特に注目しているのがChromeBookです。管理コンソールより生徒の端末を一括管理できます。インストールするアプリから、ブラウザのフィルタリングまでwindowsやiPadではできないことが簡単にできることがメリットです。
更に、Googleの製品ですのでGoogle appsとの相性もいいです。
ただし、大きなデメリットがオンライン環境でないと使い物にならないということです。基本的にブラウザ上でwebアプリケーションを使用するのでオフラインだとアプリケーションが使えません。一部のアプリしかローカル上で動作ができません。家庭に無線LAN環境を構築していただくようお願いしていないと導入は難しいと考えます。






0 件のコメント:

コメントを投稿